BOWERの安い可変NDフィルターは動画撮影で使えるのか?




こんにちは、たかなです。

明るい屋外での動画撮影で必須のアイテムといえば、NDフィルターですね。

NDフィルターを使えば、絞りやシャッタースピードを変えることなく屋外の過剰な光量を落として撮影ができます。

さて、そんなNDフィルターですが、とある写真家が強くオススメしていた安価な可変NDフィルターを、動画用に先日購入しました。

安いけど使えるのかどうか、レビューしていきます。

▷可変NDフィルター BOWER 72mm Variable Neutral Density Filter

基本スペック

これが、某写真家がオススメしていた可変NDフィルターBOWER 72mm Variable Neutral Density Filterです。

可変NDフィルターとは光の透過率(減光する割合)をリングを回すことで変えることができるフィルターです。(NDとはNeutral Densityの略で”中立な濃さ”といった意味になります。)

BOWER 72mm Variable Neutral Density Filterは透過率を50%から12.5%まで変更することが可能です。

透過率50%というのは半分の光を通す、つまり光量を1/2にするという意味でND2と表記します。ですから透過率12.5%というのは1/8でND8になります。

というわけで、この可変NDフィルターはND2からND8まで光量を落とすことができるということですね。

豊富なラインナップ

フィルター径は72mmです。OLYMPUS M.ZUIKO 12-100mm F4.0 IS PROに合わせて購入しました。

他に52、55、58、62、67、77、82、86、95mmと豊富なラインナップを取り揃えています。

▷Bower 可変NDフィルターを購入するまでの経緯

便利だけど高い

そもそも可変NDフィルターってめっちゃ高いんですよね。2〜3万円とか普通にします。

複数のNDフィルターを持ち歩かなくていいのはとても便利なんですけど…やっぱり高いですよ。

でも安物はこわい

そんなに気安く買えるお値段ではないので安いものを、と探すとそれなりに出てきます。2、3千円で。1/10の値段!

ところが、この手の安物は色が緑がかるとか、ケラレ(画面の隅にフィルターが写りこんでしまう現象)が出るとか、安いなりの欠点もあり使い物にならないことも多いようです。注意が必要なんです。

安物買いの銭失いとはよく言ったものですから。

そんな時に専門家など信頼できそうな人が「これは安いけど良いよ」と言ってたら気になります。

BOWERの可変NDフィルターもそうでした。ちょっと前にYouTubeで有名な写真家がオススメしていました。

アマゾンで6,000円弱と比較的安価だったことにも惹かれ、BOWERの可変NDフィルターを購入してみました。

▷動画作例

実際にBOWERの可変NDフィルターを使った作例をご覧ください。全てのカットで使用しています。

いかがでしょうか。動画作例を基に良い点とイマイチな点を次に見ていきましょう。

▷BOWER 可変NDフィルター 良い点とイマイチな点

良い点3つ

・色味の変化が少ない
安価な可変NDフィルターに多い色転びなど、色がおかしくなることはありません。レンズとカメラそのものの描写性能をニュートラルに写してくれます。まさにND!

・ケラレがない
これも安物の場合は結構起こり得るのですが、BOWERはケラレが一切起こりません。

・比較的安価
いうまでもなく、6,000円というのは安いです。

イマイチな点2つ

・レンズフードとの相性が良くない

写真のように先端の直径が72mmより5mmほど大きいので、フィルターをつけてからレンズフードをつけるのは不可能です。

逆にフードをつけた状態でフィルターをつけるのもかなりやりにくい。誤ってフィルター面に指が触れてしまいそうになります。

結局レンズフードの装着を諦めざるを得なくなります。

・望遠でボケ部分に細かいシワが入る

これが最大の難点です。

写真(動画からの切り出し)のように望遠側で被写体を写したとき、背景のボケに細かいシワのようなものが入ってしまいます。

広角側の映像は全然気にならないのですが…

対応策

背景ボケが多くなる望遠側を使用する際は、複雑なテクスチュアの背景を避けるなどの対応策が考えられます。

対策例 : BOWER 可変NDフィルターをつけて50mmで撮影。この場合は背景がそんなに複雑でないのでシワが目立ちにくい。

▷BOWER 可変NDフィルターの?な仕様

目盛の途中でND8に

実は、今回の記事を書くにあたって通常のND8のフィルターとの比較を行いました。

その際、同じ条件で露出を合わせたのですが、可変式のBOWERは最大までリングを回すことはありませんでした。

写真のように左側の目盛を6つほど残してND8のフィルターと同等の露出になってしまいました……なぜ?

まだ減光しようと思えばできるのですが、これより暗くしようとすると均一に暗くすることができませんでした。

不要な目盛がある?

写真の赤で囲った部分は周辺から露出が下がり始め、最後まで回すと真ん中に黒い模様が入ってしまいます。明らかに使い勝手が悪くなっていくんです。

おそらくND8までは問題なく使えるということで、amazonや各通販サイトではND2〜ND8とアナウンスしているのではないかと思います。

だとすると残りの目盛は一体何のためにあるのでしょうか?不要なのでは?

ND2-400という情報

不思議に思ってBOWER公式ページをのぞいて見たら、なんとND2-400と堂々と書かれていました!

「いやいやそれはないでしょう」と突っ込みたくなりましたが、目盛もまだ残ってますし、一応メーカー的にはND2-400ということなんでしょうか…。うーん。

▷Bower 可変NDフィルターは使えるのか(まとめ)

さて、いろいろ見てきましたが、タイトルにもあるようにBOWER 72mm Variable Neutral Density Filterは動画撮影でも使えるのか?

そこそこ使えます!

望遠側では背景ボケに細かいシワが入るなどの難点もありますが、使い方を選べば総じて良好な可変NDフィルターと言えます。

屋外での動画撮影はもちろん、写真撮影でも使えますので十分に活躍してくれるでしょう。お値段以上の価値はあります。

以上、BOWER 72mm Variable Neutral Density Filterのご紹介でした。

スポンサーリンク


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です