どこまで絞って大丈夫?回折現象を検証!#マイクロフォーサーズ編




こんにちは、たかなです。

いきなりですが、写真撮影や動画撮影における回折現象ってご存知ですか?

レンズを絞っていくとある一定の絞りから画質が低下する現象で、小絞りボケとも言われます。

回折現象とは
レンズを絞るとセンサーに入る光の入り口が狭くなり、ある一定までは絞ると画質(解像感)は向上します。眼を細めると対象がはっきり見えるのと同じ原理です。ただし、絞りすぎると光の一部がレンズの絞り羽根の背後に回り込み、センサーに届かなくなります。これが画質の低下を招き、このような現象を光の回折現象(小絞りボケ)と言います。

いろんなサイトにこの回折現象の解説や検証があるのですが、主にフルサイズセンサーのカメラとレンズについての記事が多く、僕の愛用しているPanasonic LUMIX DMC-G8などのマイクロフォーサーズセンサーのカメラでの検証があまりないんです。

レンズによって異なりますが、フルサイズのカメラだとおおよそF16あたりから画質の低下が始まるようです。これがセンサーサイズの小さいマイクロフォーサーズならどうなるのか?とても気になるところです。

そんなわけで今回はDMC-G8と3本のマイクロフォーサーズ用レンズを使って、回折現象がどの絞りから起こるのかを検証していきます!

▷検証の前に

検証の前に、何点か条件を確認しておきます。

G8 回折補正機能

DMC-G8には写真と動画メニュー両方に回折補正機能がありAUTOとOFFの切り替えが可能です。どのぐらい補正効果があるのか、今回の検証では回折補正機能AUTO/OFFの両方も比較してみましょう。

画質は4K映像に準じる

本サイトは動画撮影専門なので、今回の検証は4K画質(830万画素)と同じ3840×2160サイズの作例で検証を行います。

サンプルは3840×2160で撮影したデータを1/100サイズに切り出したもの。あらかじめ、ちょうどその部分にピントを合わせて撮影します。

使用レンズ

検証で使用するレンズは以下の通りです。

LUMIX G VARIO 12-60mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

LEICA DG SUMMILUX 25mm / F1.4 ASPH.

焦点距離は25mmで統一。

▷回折現象 検証1

まずはDMC-G8とキットレンズのLUMIX G VARIO 12-60mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.の組み合わせで行います。

どうでしょうか。回折補正OFFだとF8辺りから回折現象が始まっているようです。F22はかなりぼやけてます。

回折補正AUTO時はF16まではそれなりに補正が効いているようです。

▷回折現象 検証2

次は便利ズームM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROです。

これもどうでしょうか。やはりF8から解像感が薄れ始めていきます。回折補正AUTO時もF16までは使える範囲ですね。

▷回折現象 検証3

最後は明るい単焦点レンズ、LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH.です。

さあどうでしょうか。開放F値1.4、2.0ではパープルフリンジが目立ちますが、F2.8〜F4.0で解像感は最高に達しています。その後は徐々に画質が劣化していきますね。回折補正AUTOの効きは前の2本とほぼ同等です。

▷まとめ

レンズによって回折現象が起きる絞りのタイミングは若干違ってくるようですが、補正OFF時はF4.0〜F5.6あたりで解像感が最大まで上がり、その後は画質の低下が徐々に起こることが今回の検証でわかりました。

また、回折補正AUTOにすればF16まではそこそこ使えるレベルだと感じました。

以上の結果から僕の出した結論は、

マイクロフォーサーズの場合、解像感を重視するなら絞りはF2.8〜F5.6辺りを目安に。

パンフォーカスを狙う時など、どうしても絞りたい時は、回折補正をAUTOにして最大でF16まで絞ってもOK。

という結論になりました。

今回は結構マニアックな検証内容でしたが、個人的には各レンズの違いなども分かってなかなか面白かったです。

より小さな1型センサーカメラでの検証も行いましたのでそちらも是非ご覧ください!

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