デジタル一眼カメラを使った動画撮影は、カメラ本体とレンズ、バッテリー、SDカードがあれば撮影自体は可能です。
でもこれだけだと色々困ることもありますよね。
そこで今回は、主に自然撮影で僕が使うおすすめの周辺機材を紹介していきます!
▷動画撮影で必要な周辺機材
三脚
まずは基本中の基本。三脚。
4Kで撮影するときなどは少しの手ブレでも映像に反映されますので、安定した映像を撮影するためには三脚は必須です。
また、パンやチルトなどのカメラワークをする際にも三脚があると便利です。
僕が普段外で使っている三脚はSLIK アル・ティム 330 HD、Velbon ULTRA 457 VIDEO、の2つです。

この2つは写真撮影にも動画撮影にも使えるとメーカーがうたっている製品です。
軽量なカーボン製ではありませんが、しっかりとした作りなので安心して使えます。パンやチルト動作も滑らかに行えます。
三脚使用の注意点としては、観光名所や仏閣など三脚の使用が禁止されている場所もありますので、事前にチェックしておくと良いでしょう。
レベリングユニット

レベリングユニットは三脚で水平出しを行うのに必要な機材。
三脚の脚の長さを調整しても水平はとれますが、微調整が意外と面倒です。
様々な地形での撮影が多くなる自然撮影では、いかにストレスなく水平出しをすばやくできるか、が重要になってきます。
僕は写真のSLIK レベリングユニット2を愛用していて、これを使用すればかなり楽に水平出しを行えます。
各カメラ機材メーカーからレベリングユニットがリリースされており、それぞれ耐荷重が違いますのでご自分の機材にあったものを選ぶと良いでしょう。
NDフィルター

屋外の撮影ではNDフィルターはド定番のアクセサリーですね。
シャッタースピードを1/30〜1/100秒と写真撮影に比べて遅めに設定するのが基本の動画撮影では、日中などは光量が多すぎてF値を絞り込んでも白飛びすることがあります。
かといってシャッタースピードを速くすると被写体の動きがカクカクして不自然になってしまいます。
このようなとき、過剰な光量を減光してくれるのがNDフィルター。減光率によってNDの値が違ってきます。
僕の場合はMARUMIのND8(光量を1/8にする)とND16(光量を1/16にする)を使い分けています。
外付けマイク
デジカメの内蔵マイクによる音声収録は、ほとんどおまけと言っても良いレベルの性能です。
ノイズの少ない外付けマイクの音声は、映像のクオリティをさらに上げてくれるでしょう。渓流の音や野鳥の鳴き声など、様々な音をリアルに録れますよ。

僕のお気に入りは写真のzoom F1-SPです。これにzoom XYH-5を装着。さらに風音対策にウィンドスクリーンzoom WSU-1を被せます。
もっと軽量にするならiPhoneにiOS専用小型ステレオマイクzoom iQ6をつけるのも良いです。その際はiPhone用ホルダーとシューマウントもお忘れなく。

カメラバッグ
大事なカメラ機材を入れるためのカメラバッグ。お気に入りのカメラバッグで出かけるのは楽しいものです。
容量の小さなものから大きなものまで色々ありますが、僕はサイズの違う2種類を使い分けています。
ひとつめは、DMW-CZ18。

パナソニック純正の小型バッグです。LUMIX DMC-G8本体と交換レンズ、NDフィルターなど、最小限の荷物で出かけるのに便利です。
ふたつめが、TENBA SOLSTICE BACKPACK 12L。

TENBAというアメリカのカメラ用品メーカーのカメラバッグです。容量12Lと比較的コンパクトなサイズですが、カメラ本体と交換レンズ3本、外付けマイク、NDフィルター、予備バッテリーなどが収納できます。
サイドポケットには三脚も差し込めます。これが何気にありがたい。
そしてとにかく背負いやすい!丸一日撮影で背負っていても疲れにくいです。
その他、小物

カメラやレコーダーの予備バッテリー、小型ブロワー、レンズペン、クリーニングティッシュも用意しておくと無難です。
▷まとめ
いかがだったでしょうか。
あれもこれもと言うとどんどん機材が増えていってしまいますので、その都度撮影に必要なものを見極めて持ち出したいですね。
今回は主に自然撮影をする上で必要なおすすめ機材ということで、照明などの機材はご紹介しませんでした。いずれ照明もご紹介します。
それでは楽しい撮影を!
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