レンズ交換式カメラを持っていたら、やっぱり必要になってくる標準ズームレンズ。
マイクロフォーサーズのカメラにも標準ズームレンズはいくつかありますが、今回紹介するのは銘玉と名高いOLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROです。
このレンズは2013年発売で、すでにあちこちでレビューし尽くされている訳ですが、動画撮影で使った場合どうなのか、作例をまじえながらレビューしていきたいと思います。
目次
▷OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO 動画作例
まずはOLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROとカメラはPanasonic LUMIX DC-G99の組み合わせで撮影した映像をご覧ください。
「アドリア海の真珠」と呼ばれるほど美しいドゥブロブニクの風景はいかがでしょうか?ドゥブロブニクはジブリ映画「魔女の宅急便」の舞台のモデルになった町です。
撮影中、日本では見ることのできない海の色に感動しましたが、この映像にも鮮明に記録することができました。
また、この映像は三脚なしの全て手持ちで撮影しました。
▷OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROの良いところ
ズーム全域F2.8
広角側12mmから望遠側40mmまで開放F値は変動せず2.8と明るいです。開放F値が2.8で固定なので画角を変えても露出の変化が少なく大変使いやすいです。
撮影中にズームイン/ズームアウトしても明るさが変わらないのはありがたいですね。
大変シャープな描写
このレンズについて使用した皆さんが言われていることですが、とにかく描写性能が半端ない!開放F値2.8から画質は大変シャープ。色味もコントラストがはっきりしています。さすがPROと銘打っているだけのことはあります。
防塵防滴仕様
野外での撮影をする場合、やっぱり防塵防滴仕様であることが安心に繋がります。多少濡れたぐらいなら平気です。今回も海辺での撮影があったのですが、このレンズの防塵防滴機能のおかげで気兼ねなく撮影することができました。
(オリンパス公式ページより)
高級感あふれる外観と質感
これはオリンパスのPROレンズ全てに言えることなのですが、高級感あふれる外観や質感にもオリンパスのこだわりが伺えます。金属の鏡胴が黒光りする様はかなり美しいです。レンズを眺めているだけでニヤニヤしてしまう人もいるのではないでしょうか。プロダクトデザイン、最高です。
▷OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROの残念なところ
それなりに高価 & 2月から値上げ
2020年1月現在、amazonでの価格が約84,000円とそれなりに高価です。発売から6年以上経っているわけですが、なかなか値段が下がりません。しかも2020年2月よりオリンパスPROレンズは定価の約1割の値上げがアナウンスされています。
ただ、これは裏返せば良い商品であることの証明でもあります。長期間にわたって価格が安定しているのは、それだけ人気があり需要があるからでしょう。僕も実際にこのレンズを使ってみて銘玉と呼ばれる理由がよくわかりました。2月から値上げされても売れ続けると思います。
▷まとめ
発売から6年以上が経ってもいまだに人気のあるOLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROは動画撮影においても最高のレンズだと言えるでしょう。マイクロフォーサーズの標準ズームレンズで迷ったら、コレを選んでおけばまず間違い無い、まさしく銘玉。購入するかどうか躊躇っているという方は2月の値上げ前に買っておいて絶対損なしです。
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